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TLS1.1の無効化対応が終了しました

2020.02.27
  • カスタマーサポート窓口より

こんにちは、運用・教育グループの赤枝です。
「カスタマサポート窓口より」では、ブレインテックの製品やサービスをご利用の皆さまのお役に立つ、旬な情報をご紹介します。

先日、情報館基本システムの「ブレインテックからのお知らせ」欄に、『「情報館」等でのTLS1.1無効化の実施について』というお知らせを出し、その後で、関係する皆さまへ個別に同内容のメールを送信いたしました。ご確認いただきました皆さま、ありがとうございました。
今回は、この「TLS1.1の無効化作業」について解説いたします。

「TLS」とは、Webサーバーとクライアント間でのデータ暗号化の仕組みです。
暗号化といえば「SSL」という言葉が有名ですね。インターネットの利用が広まり、安全に通信するための方法としてSSLが広まりました。このSSLのバージョン3.0が、現在のTLSの基本設計となり、現在はTLSを用いた暗号化が主流です。
TLSはTLS1.0→TLS1.1→TLS1.2とリリースされ、新しいバージョンでは、古いバージョンに含まれていた安全性に関する欠陥を修正しています。

このため多くのWebサーバーは、徐々に古いバージョンの暗号化を使って通信しないよう切り替えています。
パソコン側でも、Internet ExplorerやGoogle chromeといった主要なブラウザは、WindowsUpdateやブラウザの自動更新により、新しいバージョンの暗号化を優先使用する設計になっています。

今回皆さまにお知らせした「TLS1.1の無効化」は、新しいバージョンの暗号化を使えないパソコンの場合、「ブレインテックからのお知らせ」の配信サーバーや、OPACサービスのサーバーに接続ができなくなるために、「ブレインテックからのお知らせ」が表示されなくなったり、OPACサービスへのデータ同期や、OPACサービスへのアクセスができなくなることがあるというお知らせでした。業務面での影響が出ないよう事前に通知いたしました。

「TLS1.1無効化」の対応は終了しています。これからも安心してサービスをお使いいただけるよう、「ブレインテックからのお知らせ」にもさまざまなお知らせをお送りしていきます。こちらもご確認くださいますようお願い申し上げます。

写真は、TLS1.1とは全然関係ありませんが、先日サポート業務で訪問した図書館に隣接した公園の梅林の梅です。 見事な咲きぶりで、ちょっとしたお花見を楽しむことができました。

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運用・教育グループ 赤枝

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