mediaブレインテック通信

入館規制されている図書館での利用者への情報提供

2020.05.13
  • カスタマーサポート窓口より

こんにちは、運用・教育グループの赤枝です。「カスタマサポート窓口より」では、ブレインテックの製品やサービスをご利用の皆さまのお役に立つ、旬な情報をご紹介します。

緊急事態宣言が延長され、利用者が来館できない状態の図書館も多いと聞きます。今日は、来館できない利用者へのサービスについて考えてみたいと思います。

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来館できない利用者へのサービスとして、ある学校図書館では、「OPACを公開し、在宅でオンライン授業を受けている生徒に図書館の資料を郵送する」サービスを始めたそうです。
その時に使用できるツールが、OPACサービスなどにある「予約」や「予約支援メール」です。
OPACサービスやOPAC4、WebOPACをお使いの方は、「予約支援メール」もしくは「予約」機能が使用可能です。
「予約支援メール」は、OPACサービスやOPAC4から「予約」ボタンをクリックすると、設定されている図書館管理者へ予約内容がメールで送信される仕組みです。
OPAC4やWebOPACの設定によっては、OPACから情報館データに直接「予約」を行うことができる「予約」機能を使える場合もあります。

ブックリストという機能をもつOPACもあります。シラバス関連資料、時事テーマ関連資料、契約している電子図書のリストなどをブックリストに公開して、来館できない利用者にお知らせできそうです。OPAC4やOPACサービス(OPAC4版)では、検索条件をURLに含めて保存することもできるので、利用者へのメール連絡などで、利用者が興味を持ちそうなキーワードを含めたURLを送ることもできそうですね。
ブックリストについては、以前NewsLetterでご紹介したこんな記事が参考になるでしょう。

【PDF】NewsLetter 2018.AUTUMN(Vol.27,No.4,通巻150号)
「突撃!隣の情報館 第7回 OPACブックリスト館種別活用例」

OPAC4やOPACサービス(OPAC4版)には、「ファイルアップロード機能」もあります。PDFファイルなどをOPACサーバー上に置くことができるので、利用申請書や文書などのPDFファイルを公開したい場合にお使いいただけます。

なお、サポートサービス契約の種類によっては、サポート料金に変更なく利用できる(サイト構築のみ必要)クラウド型のOPACサービス(基本版)もあります。詳しくはカスタマサポート窓口もしくは営業までお問い合わせください。

OPACには色々な機能があります。普段使用しない機能も、いつもとは異なる状況下ではお役に立つ機能が含まれているかもしれません。やってみたいことがあったらぜひお問い合わせください。

運用・教育グループ 赤枝

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