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OPACの表示は定期的に確認しましょう
- カスタマーサポート窓口より
こんにちは、運用・教育グループの赤枝です。「カスタマサポート窓口より」では、ブレインテックの製品やサービスをご利用の皆さまのお役に立つ、旬な情報をご紹介します。
最近はOPACに関するお問い合わせが増えています。このため私たちもお客様のOPACを見ることが増えているのですが、今回はその作業の中で気づいた点をお伝えできたらと思います。
OPAC4やOPACサービス(OPAC4版)では、OPACトップページに新着資料を表示することができ、多くの図書館がその設定のままで使われてています。ただ、最近はスタッフの方が在宅勤務等で資料の受け入れ作業が進まないのか、トップページに「新着資料 なし」と表示されているケースも見られます。一時的に「新着資料」の対象期間を長くしたり、「新着資料」の表示枠自体をトップページから消しておくことも可能ですので、情報館での受入作業が進まない場合はOPAC側の設定変更についてもご検討ください。
■新着資料表示設定の手順
- OPAC4、OPACサービス(OPAC4版)
環境設定サイトの「新着」ー「基本」画面で、新着資料の表示の有無や、新着判定の条件を指定できます。 - OPACサービス(旧)
環境設定サイトの「B-1.サイト名と検索条件と表示内容」で、新着資料の表示の有無を指定できます。「C-1.検索条件と表示内容」-「新着資料」で、新着判定の条件を指定できます。
開館日カレンダーの表示が最新ではないケースも見受けられます。OPACに表示されているカレンダーは情報館基本システムの「業務ユーティリティ」-「図書館カレンダー」の内容ですので、開館予定日時が変わったらこちらも修正しましょう。
OPACに反映されるタイミングは、データ同期時(OPAC4、OPACサービス(OPAC4版)の場合)またはデータアップロードした翌朝(OPACサービス(旧)の場合)です。
また、カレンダーを一時的に非表示にするという方法もあります。情報館でのカレンダー修正作業ができない場合、カレンダーは表示せず、メッセージボードやお知らせに「今月の開館日」のようにして掲載しておくこともひとつの方法です。メッセージボードやお知らせは、情報館を使わなくても、OPAC環境設定を変更するだけですぐにOPACに表示できます。
■カレンダー表示の変更手順
- OPAC4、OPACサービス(OPAC4版)
環境設定サイトの「カレンダー」画面で、表示の有無を指定できます - OPACサービス(旧)
環境設定サイトより「B-1.サイト名と検索条件と表示内容」で、カレンダーの表示の有無を指定できます
OPACサービス(旧)の場合、データ更新は翌朝まで待つ必要があるため、環境設定サイトの「C-3.カレンダー」にて、データ更新までの間の臨時処置として、開館情報をカレンダーに書き込むことができます。
■メッセージボードやお知らせの変更手順
- OPAC4、OPACサービス(OPAC4版)
環境設定サイトの「メッセージボード」や「お知らせ」画面で、内容を追加修正できます - OPACサービス(旧)
環境設定サイトより「C-2.お知らせ」で、お知らせの内容を変更できます
公開しているOPACは、いつ利用者から見られるかはわかりません。こまめにメンテナンスをすることで、信頼できる情報源として多くの利用者に使われるようになります。
お困りのことなどあればいつでもお問い合わせください。
運用・教育グループ 赤枝