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OPACを使った謎解きゲームに参加しました
- ブレインテックだより
こんにちは、運用・教育グループの赤枝です。「ブレインテックだより」では、ブレインテックの社内での出来事やスタッフに関係するお話などをご紹介させていただきます。
今回は、年末に開催されたオンライン忘年会での謎解きゲームが楽しかった!というお話です。
現在ブレインテックではリモートワークが主となっているため、2020年の忘年会はオンライン開催でした。この忘年会の中で、社内図書室運営チームの企画として、謎解きゲームを行いました。
今回のゲームはチーム制でした。あらかじめ5名程度のチームに分けられた社員たちは、それぞれのチームに割り当てられたオンライン会議室に入ります(社内ではGoogle Meetを使用しています)。そこで、全チームにGoogleフォームで作成された同じ問題が与えられ、チームごとにメンバーが協力し合って規定時間内に解答を送信するというものでした。
問題が書かれたGoogleフォーム
問題の内容は、図書室の利用方法や所蔵している資料に関する内容がメインで、OPACを使って調べたり、図書室からのお知らせなどを辿ることで謎が解けるというものでした。例えば以下のような問題です。
- 図書チームのオススメ資料『課題解決のための専門図書館ガイドブック』のレファレンス事例・インタビューに出てくる「情報館」のユーザーは何館?
- 購入している雑誌のうち、オンラインで読める雑誌はどれか
- 予約配送サービス(OPACから受け付けた予約資料を自宅などに送ってくれるサービス)は、誰が送付作業をしているか
最初の問題であれば、本のタイトルをOPACで検索して、検索結果詳細画面を見ると、内容細目の欄にレファレンス事例とインタビューで取り上げられている図書館名が記載されているので、この中から「情報館」のユーザーさんを選んでその数を回答する、というのが回答プロセスです。OPACを使うことに加えて、どこの図書館がお客様なのかという知識も必要な問題です(ちなみに正答は「7館」でした!)
この画面にたどり着いても、どの図書館がお客様か判別しなければ正答にならない
問題は全部で14問もあって、短時間で回答を出さないといけないので、私の参加したチームは、まず問題をざっと読み、調べる方法が分かった人が「調べます」と宣言して調べ、回答をチャットで代表者に伝えるという方法をとりました。
この謎解きゲームをやりながら、「オンラインで読める資料はOPACトップページの「お知らせ」にまとめられてるんだ!」「ゲーム中だけどブックリストに掲載されている紹介コメントが気になる。あとでチェックしよう」など、図書室運営チームが工夫していることに気づきました。
トップページの「お知らせ」
ブックリストには、1冊ずつタイトルの上に紹介コメントが
このゲームを考えた図書室運営チームによると、図書室でもともと行っていたサービスや、リモートワーク下で新たに取り組んでいることなどが社員に知られておらず、なかなか利用されていないのが現状のため、まずは関心を持ってもらうような企画を考えたとのことでした。
もともと資料データ登録時には内容細目などに細かな情報を登録していたので、今回のゲームのためにデータや表示内容の修正を行ったわけではないそうです。ゲーム開催中のOPACログを見ると参加者が右往左往している様子が分かって面白かったとも言っていました。
リモートワーク中心だと、利用者(社員)だけではなく図書室運営チームのメンバー自身もなかなか図書室に足を運べない状態です。このような中での図書室運営には苦労がありそうでしたが、参加型ゲームで自分たちの活動内容を知ってもらいながら、利用促進を図るというのは面白い試みだなと思いました。
2021年となりました。皆様の図書室運営に少しでもお役に立てるようこれからも努めてまいります。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
運用・教育グループ 赤枝